8月に入っても代打での勝負強さに衰えはない。8月14日の
広島戦(京セラドーム)の3対4と1点で負けている8回裏。一死一、三塁の場面で代打登場の原口文仁捕手。フルカウントから詰まりながらも左中間に落とす中前適時打で同点に追いついた。この一打をきっかけに4点を奪い7対4で勝利した。
「今はこういう立場なので、出たときにチームのプラスになれるように結果を残すだけです」と謙そんする原口だが、今季の代打成績は34打数17安打で打率5割。得点圏での代打は14打数10安打、打率.714と驚異の勝負強さを発揮。「ここ一番で毎回、本当にいい仕事をしてくれる」と金本監督も絶大な信頼を寄せている。