リリーフに完全転向した今季、マウンドでの躍動感がよみがえっている。8月22日の
巨人戦(横浜)で2点リードの8回、
パットンが招いた二死満塁のピンチでマウンドに上がったのは中継ぎの三嶋一輝投手だった。
マギーをカウント1─2からスライダーで右フライに仕留め、チームの窮地を救った。試合後、
ラミレス監督は「三嶋は横浜スタジアムでいい結果を残している」と起用の理由を語り、チームの3連敗を止めた中継ぎ右腕への信頼を口にした。
ここまで45試合に登板し6勝1敗10ホールド、防御率2.81の安定感。8月は8試合に登板し、防御率1.13と好調だ。何より150キロ超のスピンの効いた真っすぐは、プロ入り後、最高の球質だと言っていい。