かみ合わないシーズンを象徴するかのような試合だった。8月29日の
中日戦(横浜)は先発の
井納翔一投手が2回までに4失点と苦しい展開。「2回までに2、3点を奪われるときつい。今季は全体の負けの7割くらいを占めていると思う」と
ラミレス監督も負けパターンを理解している。しかし、今季の先発陣は踏ん張り切れないのが現状だ。自慢の打線も劣勢の展開となると反発力を失い、散発6安打。終盤には緩慢な守備を“足攻”で揺さぶられ、失点を重ねた(3対7)。
この惨敗でチームは再び最下位に転落。指揮官は「まだ2位は狙える。ベストを尽くして頑張るだけ」と下を向くことなく、奮起をうながした。