Gキラーの本領発揮だ。9月11日の
巨人戦(東京ドーム)に先発した小川泰弘投手は8回6安打1失点の好投を見せ、今季7勝目をマークした。「先を見ずに投げた結果がこうなった」と自身の好投を冷静に振り返っている。
これで巨人戦は2016年から7連勝。98〜99年の
川崎憲次郎に並ぶ快挙となった。球団記録は57〜58年に
金田正一がマークした10連勝。だが、これらの記録については「あまり意識していない」とそっけなく、「これから一戦一戦が大事になる」と、チームとしての戦いを強調した。CS進出争いでは優位に立つ
ヤクルト。頼れるエース右腕がこのままチームをけん引していく。