仲間への思いと勝利への執念を胸に、バットを振り切った。激しく降る雨でグラウンドはぐちゃぐちゃ、中断も挟みロングゲームとなった9月18日の
ロッテ戦(ZOZOマリン)。2対2で迎えた9回一死満塁の好機で代打・川島慶三内野手が、きっちりと右翼へ犠飛を打ち上げた。これで1点を勝ち越すと、続く牧原の中前適時二塁打でもう1点追加。4対2で勝利し、連敗を3でストップした。
この日、チームを離れる柳田に、川島は約束した。「戻ってきたときに、いい戦いができるようにしておくから」。そして、ヒーローインタビューでは「あと“全部勝つ”“全部勝つ”と強い気持ちを持って」と熱弁。これからも負けられない戦いは続いていく。