指揮官も怒り心頭のまさかの結末となった。9月18日の
ソフトバンク戦(ZOZOマリン)、2点を追う9回一死一塁から角中勝也外野手が右翼フェンス直撃の打球を放った。しかし、結果はダブルプレーで試合終了となり、今季3度目の5連敗を喫した。
「(右翼手が)捕るかと思った」という一走の
中村奨吾内野手は二塁上でストップ。一方、「滑らないように」と雨でぬかるんだ足下を気にしていた角中は、止まっていた中村に気づくのが遅れた。二塁前で慌てて引き返すもタッチアウト、さらに三塁を狙った中村も刺されてしまった。あわや同点弾かと思われた直後の珍併殺に、井口監督は「プロとして恥ずかしいプレー」と怒りの表情を浮かべていた。