敗れはしたが、チームの未来を担うバッテリーの活躍が光った。9月25日の
西武戦(
楽天生命パーク)では9回に逆転満塁打を浴びるという痛恨の展開となった。その中での収穫は、高卒5年目の古川侑利投手と同3年目・堀内謙伍捕手のバッテリー。古川は14日の同カードで3回7失点と打ち込まれたが、「やり返す気持ちでマウンドに上がった」というこの日は、7回途中無失点の好投を見せた。
また、この日が初のスタメンマスクとなった堀内は4回、プロ初安打となる中越えの適時三塁打。「何とか食らいついて打てた。記念球は親に贈ります」と振り返った。しかし試合には敗れて「一軍の舞台で勝つことは難しい」。この失敗を糧にする。