楽天の未来を担う2年目右腕2人の明暗が分かれた。9月30日の
オリックス戦(楽天生命パーク)では21歳の西口直人投手が初登板初先発、7回途中5安打2失点の力投を見せた(勝敗つかず)。7回まで散発2安打で初登板初完封の期待も高まったが、8回に2ランを浴びて同点に追いつかれ、偉業達成はならず。平石監督代行は「十分な内容だった。(先発)ローテーションを奪ってほしい」と期待した。
一方、20歳になったばかりの
藤平尚真投手は10月1日の同カードに先発も、6回4失点で今季5勝目を逃した(7敗)。これで本拠地では昨季から9試合未勝利。3被弾の内容に本人は「安定感のある投球をしなければ」と反省を口にしていた。