その登板数はついに、自らの背番号である「70」を超えた。近藤一樹投手がレギュラーシーズン最終戦となった10月9日の
DeNA戦(神宮)で、74試合目の登板を果たした。1対4と3点ビハインドの8回にマウンドに上がると、難なく3者凡退に打ち取る。これにより、2015年に秋吉が樹立した球団のシーズン最多登板記録に並んだ。
投げる本人も驚く登板数は、首脳陣からの信頼の証し。「呼んでくれたことに感謝です」と、自分の名前が
コールされるたびに喜んでマウンドに上がり、力投を続けた。今季の最終成績は7勝4敗、防御率3.64。42ホールドポイントで自身初の投手タイトルとなる、「最優秀中継ぎ」を確定させている。