11月11日、愛媛・松山での秋季キャンプで、8対8の紅白戦が行われた。小川淳司監督は「自分たちで考えて、感じて、野球をしていかないといけない」と説明したとおり、首脳陣の指示はまったくなし。西浦と塩見が監督兼任となり、作戦面も含めて選手たちが考え、実行に移した。

　また、12日には一部投手と野手をシャッフル。2年目左腕の寺島成輝投手は1日限定で野手となり、全メニューをこなした。厳しい練習に顔をゆがめながらも乗り切った寺島は「野手の方をリスペクトしました。送球は時間が限られた中で投げないといけない」と身をもって苦労を実感した様子だった。それぞれが充実の秋を過ごしている。