自分を客観視できるようになったからこそ、今季の大幅ダウン提示も納得してサインをした。12月11日、藤浪晋太郎投手が契約更改に臨み今季年俸1億2000万円(推定)から減額制限に近い30パーセント減となる8400万円(推定)でサインした。
「がっつりダウンです。でもまあ、当然かなと。プロ野球はそういうもの。多分、一般社会で自分の年齢くらいでいいも悪いも経験するなんてそんなになかなかないと思う。これをプラスにしていきたい」と前向きに答えた。3年連続で2ケタ勝利がない。いろいろな苦しい経験をしたことで自分を俯瞰(ふかん)して見られるようになった。目標も明確で200イニング達成を宣言。必ず達成させるつもりだ。