“新天地”で飛躍を誓うのは移籍選手だけではない。1年目は55試合、昨季は39試合登板とブルペンを支えた3年目の
黒木優太投手が、今季は先発転向を視野に自主トレに励んでいる。
球団施設で汗を流した1月15日には、
楽天・
則本昂大流のキャッチボールを披露。昨年末のイベントに同席した則本のキャッチボールを見て、カーブを多投していたことに気が付いた。「カーブの感覚が良ければ、直球の感覚もよくなるのかなと思って」と早速、調整に取り入れている。「中継ぎのときに必要なかったカーブなどの変化球も必要になる」と先発登板へ向けて、投球の幅を広げる右腕。今季は“新たな働き場”で輝きを放つ。