期待の「背番号17」が上々の実戦デビューを果たした。2月21日に行われた
DeNAとの練習試合(浦添)で、ドラフト1位ルーキーの
清水昇投手が8回から登板。一死から中井に左前打を許したが、続く
大和を二ゴロ併殺に打ち取り、1回を1安打無失点で切り抜けている。
それでも清水は微妙な表情を浮かべていた。「納得のいく球はまだ1球も投げられていない。次はしっかり内容にこだわりたい」。このキャンプ中には発熱による途中離脱があり、実戦デビューも当初の予定から遅れていた。「投げられたこと自体はよかった」と前向きに語る。今後はさらに長い回を投げることを想定する。持ち味を発揮するのはこれからだ。