頼もしいベテランが戻ってきた。春季キャンプでは二軍調整を続けていた
大引啓次内野手が2月28日、一軍に合流した。昨季は下半身のコンディション不良を抱え、プロ入り後、自己ワーストとなる47試合出場にとどまっていた。宮崎・西都での二軍キャンプではじっくりと戦う態勢を整えてきた。「行ってくれと言われたときに行ける選手でありたい。年齢的にも結果を残せる選手でないといけない」と決意を固めている。今年で35歳となるが、同級生にはレギュラーの坂口らもおり、まだまだ年下に負けていられない立場だ。三塁のポジションは川端や、若手の村上らと争うことになるが、堅実な守備は健在。やすやすとその座を譲るつもりはない。