ドラ3ルーキーが開幕先発ローテ入りに猛アピールだ。3月6日の日本ハム戦(鎌ケ谷)、小島和哉投手は先発した涌井のあとを受けて4回から登板。名字は「オジマ」だが、場内アナウンスで「コジマ」と間違えられるアクシデントがありながらも3イニングを48球で被安打2、1失点の堂々たるピッチング。大田に場外へ運ばれる特大の一発を浴びはしたものの、4つの三振を奪う力投を見せた。

　先発ローテ争いは石川、涌井、ボルシンガー、二木、有吉までが濃厚で、残る枠は1。しかし、左腕が不在の状況で、新人サウスポーにはまだ大きな可能性が残されている。井口監督も「最後までアピールしてほしい」と期待を寄せていた。