3月6日、
中日とのオープン戦(小牧)に先発した飯塚悟史投手がたくましい姿をマウンドで見せた。2回には球場の火災報知器が誤作動するアクシデントにも動じず、5回4安打2失点にまとめた。課題であった球速アップを目指し、キャンプからフィジカルを強化。この日はチームのスピードガンで150キロを計測するなど力強いボールを投げ込んだ。
試合後は「5回を投げ切れたのは収穫です。初回からストレートで押すことができて良かったです。全力でいく気持ちでした」と納得の表情。
ラミレス監督も「満足できるパフォーマンスだった」と評価した。昨季わずか1勝に終わった5年目右腕が開幕先発ローテ入りを自らの手で引き寄せた。