劣勢をはね返した。3月12日の
西武とのオープン戦(姫路)。9回表を終えて5点ビハインドも、
杉本裕太郎外野手の2ラン本塁打で反撃の狼煙(のろし)を上げると、二死満塁から敵失で1点差に。最後は二死二、三塁から西浦が中前へサヨナラ打を放って7対6の大逆転勝利を飾った。
オープン戦2試合連続弾となった杉本は「打った瞬間にいったと思った」と手応えを口に。「負けていたし、自分から仕掛けていく気持ちでした」と初球を迷わず振り抜き、好結果を呼び込んだ。西村監督も「当たればホームランを打てる。チームにとって大きな存在になりつつある」と高評価。プロ4年目の27歳が自慢の長打力で存在感を示している。