社会人出身2年目の
塩見泰隆外野手が猛アピールを続けている。オープン戦2本塁打とパンチ力を発揮中。3月13日の
ロッテ戦(ZOZOマリン)では3回に右前打で出塁すると、すかさず二盗を決めた。前日には盗塁失敗を猛省しており、「取り返す機会が来たのでよかった」とホッとした様子で振り返った。
ルーキーイヤーの昨季は一軍で16試合に出場してわずか1安打。即戦力の俊足外野手という触れ込みだったが、十分なアピールはできなかった。その分、今季に巻き返す気持ちが強い。「ずっといい働きをして内容もいい」と小川監督も期待している。定位置奪取へのハードルは高いが、これからも自身の持ち味を武器にチャレンジを続ける。