ついに黄金ルーキーが、一軍でベールを脱いだ。根尾昂内野手が、3月13日の阪神戦(ナゴヤドーム)から一軍に合流。待望の一軍戦出場も果たした。

　この日はベンチスタートとなったが、7回表からショートの守備位置に就いた。根尾の名前がコールされると、球場からは大きな拍手と歓声が。ボール回しで見せた肩の強さだけでも観客を魅了し、スーパースターの片りんを感じさせた。

　8回裏には一軍での初打席を迎える。2球で追い込まれ、3球目をバットに当ててファウルしたが、最後は外角の変化球にバットは空を切った。空振り三振に倒れ、快音は響かず。オープン戦とはいえ、ようやく大きな一歩を踏み出した。