周囲の“不安”を結果で吹き飛ばした。今季から先発に再転向する
山本由伸投手が3月20日の
中日とのオープン戦(ナゴヤドーム)で先発。“スタミナ”が不安視される中、今季最長となる6回2/3を投げ、竜打線を4安打4奪三振無失点に封じた。
最速152キロに118キロのカーブを織り交ぜて緩急も駆使。2回には二死満塁のピンチを遊飛で切り抜け、本塁を踏ませず。7回二死の時点で球数が79に達し、予定の80球に近づいたところで降板した。「長いイニングを投げられる自信はある」と語っていた20歳右腕が実戦マウンドで有言実行。シーズン初登板は開幕2カード目の
ソフトバンク戦(京セラドーム)が濃厚だが、スタミナの心配はもう無用だ。