3月19日の
西武とのオープン戦(メットライフ)は開幕に向けて明るい話題がそろった。同じく西武と戦う2カード目の敵地初戦で先発することが濃厚な涌井は、5回を投げ6安打を浴びながら粘りの投球で1失点。ようやく“らしさ”を取り戻してきた。新助っ人の
バルガスには待望のオープン戦1号が飛び出し、途中出場のドライチ・藤原恭大外野手は6回一死満塁で走者一掃の3点適時三塁打を放って、開幕一軍入りへ確かなアピールに成功した。
9回には益田が登板し、1イニングを1安打2奪三振で無失点。井口監督は「(益田を)一番後ろで」と抑えを任せることを明言。開幕に向けて、着実に役者が顔をそろえつつある。