主役の座は渡さない。3月20日、
ソフトバンクとのオープン戦(ヤフオクドーム)で、ウィーラー内野手が2回に先制の2点適時二塁打を放った。「いい球が来たら初球から打とうと思っていた。甘く入ったのでしっかりコンタクトできた」。6回にも中前打を放ちマルチ安打となった。「状態はいい。残り試合でもっと集中力を高めたい」と語った。
今季は新主砲候補として
ブラッシュが加入した。それでも来日5年目の“先輩助っ人”の存在感が薄れることはない。この日の打撃について平石監督は「初球の甘い球を一発で仕留められたので、状態は上がっている」と評価する。チームに欠かせぬムードメーカーとしても力強くけん引していく。