高卒3年目の中継ぎ右腕・梅野雄吾投手が、「勝利の方程式」入りへアピールした。3月20日、
阪神とのオープン戦(神宮)に9回から7番手として登場。最速149キロのストレートを軸に、阪神打線を無安打無失点に抑えた。前日にも1イニングをピシャリと抑えており、「この時期に連投できたので、生かしていきたい」と手応えをつかんでいる。
「7回の男」が目標だ。田畑投手コーチも「そういう(大事な場面での登板を)期待はしています」と断言する。侍ジャパンでは同級生の
オリックス・山本からカットボールの助言をもらい、さっそく実戦で生かした。生きのいい右腕が、近藤、石山へとつなぐ勝利への架け橋となる。