高卒新人のドライチ・藤原が開幕スタメンを飾った一方で、未来の四番候補である高卒2年目の安田尚憲内野手は二軍からのスタートとなった。それでも二軍戦では開幕から好調が続いており、いつ一軍に呼ばれてもおかしくない状態を保っている。
一軍開幕前の3月27日、井口監督が視察に訪れたイースタン・
日本ハム戦(
ロッテ浦和)に四番・三塁で先発出場した安田は、1点を追う9回無死一塁から今季1号となる逆転サヨナラ2ランを放った。指揮官が来ていたことは知らなかったというが、「どういう状況でもアピールは大切。早く(一軍に)上がれるように準備したい。一軍でプレーするイメージを持ちながらやりたい」と前を向いていた。