最大の武器を生かしてうれしい“初”をつかんだ。「WE=KYUSHUデー」として長崎で開催された4月9日の
日本ハム戦、8回に四球で出塁した
デスパイネの代走で出場した周東佑京内野手は、松田宣への3球目にスタート。プロ初盗塁となる二盗を決めた。完璧なスタートの見事な盗塁だったが、周東は「めっちゃ足が震えた」と素直な感想。それでも「1つ決められてすごく楽になった」と、これからどんどんと自慢の足でかき回してくれそうだ。
初安打より早い初盗塁とは韋駄天らしい。今季『走塁改革』を掲げるチームにおいて、周東を熱心に指導してきた本多内野守備走塁コーチも「うれしい」と喜びの表情を浮かべていた。