ブルペンの救世主となるか。4月10日の
ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で今季初マウンドに上がったのは
公文克彦投手。この日から一軍に昇格した左腕は延長11回二死一、二塁のピンチで上林を3球三振に仕留めてチームに勝利をもたらした。また、これがプロ7年目でうれしい初セーブにもなった。
昨季は57試合に登板して欠かせない存在となったが、今季はオープン戦からなかなか調子が上がらずに開幕も二軍スタート。悔しさを力に代えて一軍マウンドに帰ってきた。現在、石川直、鍵谷が二軍で再調整中だけに公文の復調はチームにとっても大きな収穫。宮西と並ぶタフネス左腕が、ここからフル回転で逆襲へのピースとなる。