またも9回に追いつかれた。4月9日のロッテ戦(ZOZOマリン)。2点リードで迎えた9回裏、連投で休養日だった守護神・増井に代わり、澤田圭佑投手がマウンドへ。だが、一死一塁からロッテ・角中にバックスリーンへ同点弾を浴びて試合は延長に。10回裏は近藤が登板したが、四球から一死満塁のピンチを招き、鈴木にサヨナラ打を浴びて敗れた。

　同点弾を献上した澤田は「後悔はない」と前を向き、西村監督も「継投での負けは監督の責任」と右腕をかばう。今季10試合目で早くも5度目の延長戦。それも成績は2敗3分けと、勝ち切れぬ試合が続くが、シーズンはまだ序盤。同点弾を浴びた澤田が口にした「(敗戦を)次につなげていく」だけだ。