打率リーグ最下位からの逆襲を開始した。高卒2年目の村上宗隆内野手が4月9日の
広島戦(マツダ広島)で、自身初の猛打賞となる3安打と躍動を見せた。初回二死一、二塁の好機で右前適時打を放ち、迎えた3回の第2打席。ジョンソンの148キロの真っすぐをとらえると、打球は右翼席中段へ飛び込み、これが4試合ぶりの2号ソロとなった。
前日までは打率.103に低迷しており、リーグ規定打席到達者33人の中で最下位だった。今は結果が出なくても、首脳陣が起用を続けている状況。ようやく期待に応える形となった。「修正し、試行錯誤しながらやっている」と言う19歳。実戦の中で成長へのきっかけをつかみたいところだ。