昨季、メジャー20発の男のパワーはダテではなかった。4月9日の
中日戦(ナゴヤドーム)、七番・三塁で先発出場したC.ビヤヌエバ内野手が、価値ある2本塁打を放った。まずは1点を追う2回、大野雄から左翼席中段へ特大の同点来日1号アーチを放つと「自分自身が一番待ち望んでいた。一生忘れられないホームランだよ」と大興奮。1点リードして迎えた9回には、
ロドリゲスから左翼ポール際へ滞空時間の非常に長いダメ押しの2号で勝利をグイッと引き寄せた。これには原監督も「貴重ですね。3点のうち2点だから(試合は3対1で勝利)。やっぱり大きかった」と助っ人砲を評価。先発投手を含めた外国人枠争いは、さらに激しさを増している。