濱口遥大投手がプロ3年目にして、初完投&初完封をやってのけた。4月10日の
阪神戦(甲子園)、自己最多136球の熱投で虎打線を1安打に封じて見せた。この日は直球は140キロ前後ながら、チェンジアップのキレが抜群。持ち味である腕の振りも素晴らしく、9奪三振。初回、3回にはけん制で走者を刺し、自分の力で試合の流れを引き寄せた。
最大のピンチは8回だった。3四球で満塁とするが、糸原を遊飛に取りガッツポーズが飛び出した。ベンチでは三浦投手コーチが9回までの続投を進言。「三浦さんが『俺が監督に推しておく』と言ってくださった。それに応えようという思いでした」と無失点のまま9回を投げ切った。