初の一軍の舞台とは思えない落ち着いた投球を披露した。4月16日に出場登録され、春季キャンプ、オープン戦を通じて初めて一軍に合流したドラフト6位ルーキーの泉圭輔投手。同日のロッテ戦(ZOZOマリン)、0対6の9回にプロ初登板を果たすと、打者3人をわずか9球で片付けた。

　長身から投げ下ろす角度あるボールで先頭打者の加藤、中村奨からの連続空振り三振はインパクト大。二軍戦4試合で12回2/3を投げ防御率0.00は伊達じゃなかった。泉自身も「かなり緊張したけど、思ったよりも自分のボールを投げられた」と満足げ。すでに一軍で戦力となっている甲斐野、奥村と、今年のルーキーたちは即戦力の評判どおりだ。