悩めるスラッガーに光が見えてきた。右手有鉤(ゆうこう)骨の骨折による手術でリハビリ中だった
清宮幸太郎内野手が4月23日、二軍施設の鎌ケ谷の室内練習場でフリー打撃を再開させた。
トレーナーと一緒に患部の状態を見ながら、力強い約50スイングで久々のボールを打つ感触を入念に確かめた清宮。「自分の思いどおりに振れたかなと思います。右手に関しても問題なかったです」と第1段階クリアに白い歯を見せた。
今後はさらに打撃や練習の強度を上げ、屋外での打撃練習も解禁する。気になる実戦復帰は早ければ6月上旬が濃厚。栗山監督も熱視線を送る和製大砲の逆襲がもうすぐ始まる。