5月8日の
日本ハム戦(札幌ドーム)で、榊原翼投手が今季6度目の先発マウンドへ。課題の制球が安定し、テンポよく投じて5回まで、わずか53球で無失点も、6回二死から西川、大田に連打を浴びて1点を献上。その後、追加点を与えず8回1失点と好投したが、0対1で“完投負け”を喫した。
最速149キロの直球にカーブを織り交ぜ、緩急自在に相手を翻ろう。「一人で投げるという気持ちと、絶対に勝ちたい気持ちだった」。6回に「(ストライクを)取りに行ってしまった」と1球に泣いたが、プロ入り最長の8回を投じ「ちょっとずつ」と成長も実感。防御率は2.09ながら1勝3敗と勝ちに恵まれずも、20歳右腕が安定感ある投球を見せた。