今季3勝目を手にすると同時に、防御率も1点台に乗せた。5月7日の
広島戦(ナゴヤドーム)に先発した
大野雄大投手は、広島打線をわずか3安打、13三振に抑え、自身2年ぶりの完封勝利を挙げた。
完投は大野雄の真骨頂。この日は12連戦の11戦目で、抜群の安定感を誇っていた谷元が崩れるなど、中継ぎ陣の疲労が目立っていた。イニングイーターの活躍で、ブルペンの負担を軽減できた。
セ・リーグの“令和初完封”を記録した左腕は「去年と違うところを見せましょう!」と、自身もチームも鼓舞。この日時点で防御率は1.85とリーグ上位をキープしているが、あくまでこだわるのは白星のみ。昨季0勝からの復活劇は続く。