出遅れていた昨季の新人王が復活を果たした。5月15日の
中日戦(横浜)に先発した
東克樹投手は、6回4安打1失点で今季初白星。3回に平田に先制の適時打を浴びるも、その後は、コーナーを丁寧に突く投球で試合をつくると、6回にバッテリーを組む
伊藤光の満塁弾が飛び出すなど味方打線が強力に援護した(8対2)。
左ヒジ違和感で出遅れ、復帰戦となった6日の
巨人戦(横浜)では3回8失点KOの屈辱を味わった。それだけに試合後は「正直、ホッとしています。ここから波に乗っていきたい」と安堵の表情を見せた。ルーキーイヤーに11勝を挙げた左腕の復帰を、最下位から浮上するための原動力にしていきたい。