地元・沖縄から復活……のはずだった。15日ぶりに5月21日の西武戦(那覇)に先発した東浜巨投手。プロ7年目で初となる沖縄のマウンドだったが、1対2と1点ビハインドの5回、一死一、三塁から外崎にセンター前へのタイムリー、二死満塁から森に押し出し四球を与え、痛い追加点を許した。ここで降板。4回2/3、今季ワーストの6与四球と制球に苦しみ、「これが今の実力」とこぼした。

　東浜同様、初の凱旋登板となった嘉弥真新也投手も、1点差に迫った直後の7回、打者2人に出塁を許してマウンドを降りると(1/3回)、後続が打たれ2失点。2投手は23日、出場登録を抹消された。地元で味わった悔しさを力に変え、はい上がれるか。