時に右バッターが後ろへとのけぞる。左バッターはアッ! という表情をして見逃す。そんな大きなスライダーを武器に先発ローテを守っているサイドスローの青柳晃洋投手。5月21日の
ヤクルト戦(甲子園)で先発し、6回4安打1失点(自責0)の好投でチームの連敗を3で止めた。
「勝つことだけ意識してマウンドに上がりました。野手がしっかり守ってくれたので、梅野(
梅野隆太郎)さんに引っ張ってもらってなんとか1点に抑えられました」と笑顔で振り返った青柳。虎打線も3点しか奪えない中、3併殺などで強力ヤクルト打線を抑え勝利。チームトップの4勝目を挙げた。今やチームに欠かせない存在になってきた。