自身に勝敗はつかなかったが、今季初登板の平良拳太郎投手が試合をつくり、勝利につなげた。5月29日の中日戦(ナゴヤドーム)の先発マウンドに立った平良は、6回3安打1失点と好投。「調子が良くなかった分、低めを強く意識して投球しました。低めにボールを集めることができたので、ゴロアウトをたくさんとれたことは良かったです」と18個のアウトのうち7個が内野ゴロと持ち味を発揮した。

　バトンを継いだ中継ぎ5人も無失点リレーで延長戦での勝利を呼んだ(2対1)。「完璧な勝ち方」と試合後、ラミレス監督は先発の平良をはじめ、投手陣の踏ん張りを称えた。交流戦を前に、徐々に先発投手がそろい始めてたきた。