古巣相手に悔しいマウンドとなった。6月5日のヤクルト戦(札幌ドーム)で先発マウンドに上がったのは杉浦稔大投手。「相手を波に乗せないようにしたい。破壊力がある打線なので」と警戒していたが、初回に青木にいきなり先制アーチを浴びるなど5回途中4失点でノックアウト……。日本ハムに移籍してから5試合で4勝無敗だった札幌ドームで初黒星を喫した。

　試合後は「イニングの途中で降板することになってしまって悔しいです」と唇を噛んだ杉浦。それでも今季は右肩痛からの完全復調を感じさせるマウンドも多く、指揮官も「内容は悪くない。次はやってくれる」と背番号57への信頼を口にした。