ここまでなかなか打撃で本来の調子が出ていなかった田中広輔内野手が、うっぷん晴らしの大活躍だ。6月5日の
西武戦(メットライフ)で、同点で迎えた7回表に一死満塁から一、二塁間を破る勝ち越し打を放つと、さらに8回にも一死満塁で齋藤大の初球のスライダーをとらえ、右越えに3号満塁弾を飛ばした。
これで4試合連続安打、4試合連続打点。この日は3安打し、3月31日の
巨人戦(マツダ
広島)以来の猛打賞で、打率も2割台に戻した。「少しずつ状態は良くなっていると思います」と田中広。これをきっかけに、本来の調子を取り戻してもらいたいところだ。