セ・パ交流戦の開幕カード、6月4日の
ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)。堂上直倫内野手が、驚がくの一打を放った。先発の阿知羅が4被弾などで5点ビハインドの6回。相手先発の
バンデンハークに、完全試合ペースで抑え込まれていたが、加藤の二塁失策出塁をきっかけにリズムを崩すと、京田と遠藤が安打でつなぎ、一死満塁のチャンスを作った。代打で打席に立った堂上は、151キロの直球をとらえ、打球は左翼席へ。代打満塁弾で、福岡の竜党を沸かせた。
さらに、堂上の兄である
堂上剛裕(現・
巨人ファームコーチ)も、巨人時代の2015年に代打満塁弾を放っている。兄弟で満塁弾は史上8組あるが、代打による満塁弾は、堂上兄弟が史上初だ。