若きエース候補が連敗を止めた。先発の種市篤暉投手は6月13日の
DeNA戦(ZOZOマリン)で自己最多の123球を投げ、7回を5安打7奪三振、1失点に抑えて3対1の勝利に導き、チーム最多タイとなる4勝目をマークした。
圧巻は6回だった。一死一塁から四番の筒香を3打席連続の空振り三振に斬って取ると、二死満塁とピンチを広げるも、前打席でソロ本塁打を打たれているソトを「本塁打を打たれていたので三振を狙った」と狙いどおりにフォークで空振り三振に仕留め、窮地を脱した。井口監督も「力強い投球だった。種市はエースになっていく存在」と絶賛する、20歳右腕の見事なピッチングだった。