6月12日の
日本ハム戦(札幌ドーム)で、相手の大物ルーキーの吉田にプロ初登板初勝利を献上してしまったカープ打線だが、その中で先輩プロの意地を見せたのが、ベテラン長野久義外野手だ。今季初めて一番でのスタメン出場を果たすと、まず第1打席で吉田の外角のストレートをとらえて一、二塁間を破り、「プロの洗礼」を与えた。
さらに2回の第2打席では、二死一塁からまたストレートをとらえてレフトへ同点打となる二塁打を飛ばした。
それでもやはりこの大物ルーキーには一味違う部分を感じたようで、「マウンドでの落ち着き方はルーキーっぽくない感じがした」と感想を述べていた。