手薄なブルペン陣の救世主として6月中の一軍復帰が期待された中で、苦渋の決断だった。
黒木優太投手が、通称・トミー・ジョン手術と呼ばれる『右ヒジ内側側副じん帯再建術』および『右ヒジ鏡視下骨棘切除術』を受けたと6月24日に球団が発表。今春キャンプ序盤に右ヒジを痛めて離脱し、4月中旬に実戦復帰も、同8日の
中日戦(可児)の登板時に右ヒジ痛が再発してメスを入れることを決断した。
今後は患部の状態を見ながらリハビリに努め、復帰までは1年以上の見込み。直球主体で“魂の投球”を掲げて1年目は55試合、昨季は39試合に登板した救援右腕が、再び一軍舞台に戻ってくるのは来季終盤以降となる。