2017年のドラ1右腕が復活の勝利を果たした。7月9日の
日本ハム戦(ZOZOマリン)、642日ぶりの一軍登板となった先発の佐々木千隼投手は力のあるストレートと自慢のシンカーを中心に7回を5安打1失点に抑え、656日ぶりとなる白星を手にした。
1年目に4勝を挙げるも、昨年7月に右ヒジの遊離体除去手術を受けて残るシーズンを棒に振り、実戦に復帰したのは今年4月。お立ち台では目を潤ませながら「元気な姿を見せることができてよかった」と周囲への感謝の言葉を口にした。「いつチャンスが来るか分からないが、少しでもチームの力になれるように」と言葉を続けたが、井口監督は後半戦の先発ローテ入りを示唆。頼もしい男が帰ってきた。