粘投の末に手にした久々の勝利だった。7月8日の
DeNA戦(神宮)、今季2度目の先発マウンドに上がった山田大樹投手が、5回1/3を投げて6安打3失点で今季初勝利をマークした。これは
ソフトバンク時代、2017年6月11日の
阪神戦(ヤフオクドーム)以来、実に757日ぶりの勝利となった。
立ち上がり、一死から4連続単打でいきなり2点を失ったが、低めに集めて長打は許さず。「僕にとっては長くなかったけど、家族や妻にはそういう思いをさせた」と、勝利の味をかみ締めた。小川監督は「(失点は)低めに制球された中でのヒット。致し方ない。ナイスピッチング」と称えた。後半戦の巻き返しへ、貴重な先発左腕が台頭した。