7月8日の広島戦(ナゴヤドーム)でプロ初出場を果たしたルーキーの石橋康太捕手が、翌9日の同戦、八番・捕手でスタメンに名を連ねた。先発の清水も2年目の19歳で、一軍公式戦に10代バッテリーがスタメン出場するのは、ドラフト制後では初めてのこと。5回表には藤嶋が一死満塁として危険球退場するなどアクシデントもあったが、石橋は高卒ルーキーらしからぬ落ち着きぶりで、代わった三ツ間を好リード。満塁のピンチを凌いだ。

　バットでは二死一、二塁のチャンスで迎えた1回裏に、あわやホームランという大飛球を打ち上げたが(結果は左飛)、二死一、三塁で迎えた5回裏の第3打席には、走者一掃の適時三塁打で初安打、初打点を記録。お立ち台では初々しい笑顔を見せた。