またも白星が遠かった。7月24日の
ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)、先発の涌井秀章投手は7回8安打4失点と踏ん張り切れず、10戦連続で未勝利となった。初回に
レアードの28号満塁弾で4点の援護をもらったが、2回に4安打を浴びて3失点、4回に同点に追いつかれた。5回以降は無安打に抑えて試合は作ったものの、4対4の8回に2番手の石川が勝ち越しを許して競り負けた。
「四球でピンチを広げた。大胆さがなかった」と振り返った涌井。井口監督も「エースとして抑えてほしい。初回に4点もらっているわけだから」と背番号18に苦言を呈した。これでチームは3カード連続の負け越し、借金は5にまでふくらんでいる(7月24日時点)。