「逆転のカープ」がよみがえってきた。7月19日からのマツダ
広島での
巨人戦を逆転で2勝、さらに延長戦を制してスイープしたカープは、23日の
中日戦(マツダ広島)でも派手な逆転劇を決めた。4点差から8回裏に1点返すと、9回裏に一死二塁から菊池涼の適時打で2点差、さらに二死一塁から
バティスタの起死回生の23号2ランで追いついた。
延長に入った勝負を決めたのは、10回裏、先頭の安部友裕内野手だ。1ボールからの2球目、この回から代わった祖父江の外角高めストレートをレフトスタンドに運ぶ5号サヨナラ弾! プロ入り後初めてのレフトへのホームランで、「覇気で打ちました!」と得意のセリフも飛び出していた。