主砲のバットが火を噴き、チームの連敗をストップした。7月24日の
巨人戦(京セラドーム)、2点リードの2回二死一塁の場面で、バレンティン外野手が大江の139キロの直球をとらえると、中越え2ランとなった。これが3戦連続となる19号2ラン。今季はソロ本塁打15本と打点を稼げていないが、この日はチームにとっても効果的な一発となった。
夫人の出産に立ち会うため、戦列を離れて一時帰国していた。6月27日に長男のカイル君が誕生。来日後は、毎日のようにテレビ電話で愛息の顔を拝んでいるという。この日の一発で後半戦8戦4発と、再び量産態勢に入ったバレンティン。頼もしい男が最下位からの巻き返しを支える。